自費出版と印刷物のアレやコレ

自費出版で人気のジャンル

近年の出版不況を反映してか、かつては自費出版されることのなかったジャンルや様々なタイプの本を自費出版される方が増えてきました。こちらでは、数あるジャンルの中でも人気のジャンルについてご紹介していきます。

歌集・句集・詩集

意外と知られていないことですが、自費出版されることのもっとも多いものが「歌集」「句集」「詩集」です。一般的には“地味”な分野に分類されがちな傾向がありますが、特に短歌・俳句などは日本独自の文化として確立された伝統文学であり、日本語の特性や「言葉の奥深さ」を象徴するものだからでしょう。新聞の文化面に必ずと言っていいほど「短歌」「俳句」を紹介するコーナーが設けられているのもこうした理由からです。また、同人結社に参加されている方は勿論のこと、独学あるいは趣味として短歌・俳句・詩歌を作っていらっしゃる人であっても、歌集や句集を出版することが「歌人」「俳人」としての第一歩と見做されることから、自費出版のニーズが多いものとなっています。

紀行文・ドキュメンタリー

もしもあなたが稀有な旅や体験の持ち主であるのなら、是非、その旅の話や体験談を書いてみてください。人の記憶というものは不思議なもので、時間が経てば経つほど“物語性”を帯びてきます。また、ガイドブックなどには紹介されていない土地を旅した記録であっても、その後に続く者が増えればその旅の目新しさは失われていきます。ですが希少価値の失われた旅の記憶であればむしろ物語風に、記憶がまだ新しいものであればその体験の“鮮度”が失われないうちに文章化しておくことで、後にその内容が価値あるものとして認められることもあります。

小説・フィクション

電車や飛行機などでの長時間の移動時やのんびりできる休日に読まれる本のジャンルは、なんと言っても小説がナンバーワンでしょう。現代はストレス社会にあって、ミステリーやSF、史実をユニークな視点から描いた時代小説などは読者を空想の世界へと誘い、エンターテイメント性に富んだ小説は読者の気持ちや心をリフレッシュさせます。また、小説家を目指す人でなくとも、ペンと原稿用紙さえあれば誰もがチャレンジできるジャンルです。自作の小説・空想の物語が一冊の本という"カタチ"になったときの感動は、何にも替えがたい一生の財産となることでしょう。

ビジネス書・自己啓発本

特に近年、男性の間で人気のあるジャンルとしては、自己啓発系のビジネス書があります。多くの人にとって生活のための仕事は必要不可欠なものですし、人によっては「仕事=人生」と位置付けている方も多いでしょう。しかしながら、いまの時代「社内の人間関係がうまくいっていない」「仕事で思うように業績を伸ばせない」「自分の能力を高めたい」と思っているサラリーマンや自営業者が多いのも事実です。そして裏を返せば、それだけ自己啓発系のビジネス書に注目が集まっている理由でもあります。これらの読者はビジネスに成功した方の「考え方」や「ノウハウ」を求めていますから、読者が納得できて、尚且つ、共感を得られる良質の自己啓発書は、実務における一時的な「お役立ち本」としてだけでなく、社会的意義を持つものとして認められるものにもなり得ます。

アトリエ・レトリックでは、著者の“思い”を本という“カタチ”にするために、編集・制作から印刷・出版・販売までをサポートしています。費用の相場や本が出版されるまでの流れをサイト内に掲載しておりますので、是非、ご参照ください。もちろん掲載しているプラン以外の要望に沿ったお見積もりも致します。まずはお気軽にご相談ください。

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